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『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作、来年7・1公開

 

 ジョニー・デップ扮する不滅の海賊、ジャック・スパロウが帰ってくる。人気映画“パイレーツ”シリーズ最新作『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales』の邦題が『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に決まり、来年7月1日に日本公開されることが明らかになった(全米公開は来年5月26日)。

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前作『~生命の泉』が大ヒットした頃


 タイトルの「最後の海賊」は本作の何を表現しているのか。ストーリーがまったく明かされていない現段階では、とても意味深なものに思えてくる。


 海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウ役のJ・デップのほかにも、カスピ海の王として知られる海賊ヘクター・バルボッサ役のジェフリー・ラッシュら、おなじみのメンバーに加え、前作『生命(いのち)の泉』(2011年)には登場しなかったウィル・ターナー役のオーランド・ブルームが復帰。

 

 


 全海賊の滅亡を謀(はか)るシリーズ最凶にして最悪の敵、“海の死神”サラザールを、『ノーカントリー』の冷酷無比な演技でオスカーを受賞し、『007 スカイフォール』でも悪役を怪演したハビエル・バルデムが演じる。さらに、『マレフィセント』をはじめ話題作への出演が続くブレントン・スウェイツの出演も決定。“ポスト オーランド・ブルーム”の呼び声も高いスウェイツが、本作でますます話題になることは間違いない。


 物語の鍵を握る強く美しいヒロインは、『メイズ・ランナー』シリーズなどで活躍する新進気鋭の若手女優カヤ・スコデラーリオが演じるなど、ハリウッドの最前線で輝く俳優たちが、シリーズ史上最大のスケールで描かれる本作の物語を彩っていく。

 


 監督に抜てきされたのは、海洋アドベンチャー『コン・ティキ』で2012年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。若き才能が、シリーズに新風を巻き起こす。