ディズニーリゾートに人手不足の波 キャストの給料っていいの?夢の国で働くために必要なこととは?
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの2017年3月期の純利益は前年より11・4%増の823億円で、6期連続の増加となった。昨夏の台風などで、入園者数は5年ぶりに3千万人を切ったが、チケット代を値上げしたことなどが功を奏した。
だが、人手不足の波はここにも押し寄せている。パーク内のレストランの配膳係のほか、ディズニーシーの水上ショーで操船するアルバイトなどが不足していたという。幅広く人材を集めるため、今年1月には、初めて大阪でもアルバイトの採用活動を行った。横田明宜常務は「今後、ますます採用が厳しくなる。仕事の省力化や、手当のアップなどで定着力をあげたい」と話した。
ディズニーで働くキャストの意外な事実
ディズニーランドで働くキャストの数は約18000人。
・キャストになれば、キャスト専用のショップやカフェを利用することができます。
・意外にも年間約9000人が退職するため、年に数回数千人規模の募集が行われています。
大きく分けて、接客(アトラクションの案内や販売、看護師など)をする職種と非接客(調理業務や清掃、コスチュームの製作など)の2つの職種があり、週2日勤務から募集がされています。
ディズニーキャストの採用基準
意外なことに、ディズニーでは基本的に応募者全員を採用する方向で対応が行われています。
もちろん、人として基本的な挨拶ができていなかったり、笑顔で対応できないなど、ディズニーで働くのにふさわしくないと判断されれば採用はされません。
面接ではディズニーの世界をゲストとともに作っていこうという気持ちがあるかどうかが重要視されるようです。
採用後はディズニーの哲学やショービジネスについての様々な研修を受け、キャストとして活躍することになります。
ディズニーキャストのお給料
チケットブースや清掃係・ゲスト誘導
ファーストフード販売・ショップ販売係は800~850円
アトラクション管理・運営係は900~1000円
ダンサーは1100~1200円
ちなみに夜のパレードのゲスト誘導係りは殆どが学校終わって来た高校生のアルバイトらしいです。