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日本の「面接の常識」が海外ネットで話題に「ストレスで死ぬ」

この春から新社会人となったみなさん、おめでとうございます!

 

ここまで来るには幾度となく就職試験を受けてきたであろう方たちにとってはすっかりおなじみの「面接におけるエチケット」。これを詳しく説明した動画が、海外のネットユーザーの間で話題になっているようなんです。

 

 

【ここが変だよ! ニッポンの面接】

海外サイト「Bloomberg」が公式サイトおよびFacebookに公開していたのは、「日本で就職面接する際に必要とされるエチケット」動画。外国人にとっては地雷敷設区域に足を踏み入れるようなもの、とされる日本流エチケットは、次のとおりです。

 

・面接時の服装はリクルートスーツが原則

スーツの色、カバンと靴の色は黒。シャツは白で、ネクタイは派手な色を避けること。あごひげ、染めた髪、大きなイヤリング、厚化粧、派手なネイルなどはNG。建物に入る際には、あらかじめコートを脱いでおくこと。

 

・部屋に入るときのノックは3回(トイレのノックは2回)

ノック後は、許可が出るまで部屋へ入らないこと。入ることが許されたら入室、音を立てずにドアを閉め、「失礼します」とお辞儀。用意された椅子の左横に立ち、名前、大学名を言って、もう1度お辞儀をしてください。座っていいといわれるまで、椅子には座らないこと!

 

・入室時のお辞儀は30度、出室時のお辞儀は40度

頭だけ下げないようにすること。背中をまっすぐにして、お尻から体を倒しましょう。膝も曲げないように。

 

【でも日本人にとっては常識】

Bloomberg が日本のウェブサイト「マイナビ」を参考にしたという動画には、そのほか

「椅子に座るときは寄りかからない」、「礼儀正しい言葉を使うこと」、「部屋を出るときも『失礼します』の挨拶およびお辞儀は忘れずに」、「建物を出るまで気を抜かない」

といった注意点が盛り込まれておりまして、こうしてみると日本の就職面接ってホント大変……!

しかしすでに就職面接を経験した人にとっては、正直、どれも常識レベルですよね。事細かな日本流エチケットに対して、海外ユーザーのみなさんはどんな感想を抱いたのか、Facebookをチェックしてみました。

【海外ユーザー「日本では仕事しない!」】

挙がっていたのは、「日本人のようにしたら、ストレスで死ぬと思う」、「礼儀は大切だけど、やりすぎだ」、「絶対日本では仕事しないぞ」といった声。

まあ……たしかに……その点は否めないような……。

 

実際に暮らしているとその特異性になかなか気がつくことができないのが、国独自の文化。しかしひとたび視点を変えれば、違った側面が見えてくるものです。

 

そういやわたしも、面接のルールについて初めて学んだ時、「え! ここまでしなきゃいけないんだ!」って衝撃を受けたっけ。いろいろなことを改めて考えさせてくれる動画なので、ぜひご覧になってみてくださいっ。

参照元BloombergFacebook
執筆=田端あんじ(c)Pouch