昭和生まれには衝撃的 16年上半期「キラキラネーム」ランキング
毎年クラスに3人は同じ名前の子がいた、というぐらいありふれた名前を持つ筆者。
当時はそれなりに人気の名前だったようですが、それゆえ“名前カブり問題”から名前より苗字をもじったあだ名が呼び名になり……女子としては少々複雑な気持ちで少女時代を過ごしたものです。
もしかしたらそんな筆者のような名前コンプレックスを持つ人が、我が子には誰ともカブらない個性的な名前を!と願い、つけたくなるのでしょうか……“キラキラネーム”。
どんなに賛否両論あっても、本人が改名を望むパターンが散見され始めていると言われても、それでもつける親は後を絶たないという、このキラキラネーム。
果たして最近の流行は、どんな“キラキラ具合”なのか? このほど発表されたランキング、眩しさに注意しながら、覗いてみましょう……。
■あなたは読める!? 「2016年上半期キラキラネームランキング」上位は
名前の百科事典サイト『無料 赤ちゃん名づけ』が発表した、「2016年上半期キラキラネームランキング」(※アクセス数)。そこには1位から30位まで、キラッキラな名前がズラリ。
とにもかくにもまず、ご紹介しましょう。こちらがトップ10です。
1位 碧空……(みらん、あとむ など)
2位 星凛……(きらり、あかり など)
3位 奏夢……(りずむ など)
4位 輝星……(べが、だいや など)
5位 妃……(ひな、きらり など)
6位 美音……(りずむ、めろでぃ など)
7位 希星……(きてぃ、きらら など)
8位 陽空……(はるく、ひだか など)
9位 心人……(はーと、あいと など)
10位 夢姫……(ぷりん、ゆらり など)
振り仮名がないとお手上げ状態な難読モノばかりなのは当然なのでしょうが……いやはや、考える親御さんもスゴイ……。
漢字よりアルファベットを当てはめた方がしっくりくる名前ばかりです。
しかもランキングで上位にくるということは、同じクラスに「碧空」ちゃんが3人、「奏夢」君が2人……なんて事態も発生しうるということ!? 昭和生まれには衝撃的です……。
今って本当にキラキラネームばかりなのか? ちょっと気になりますよね。
同サイトではキラキラネームに絞らない総合ランキングも発表しています。では、そちらも見てみましょう。
■ 結局今はみんなキラキラ!? 総合ランキングも高い難読度……
「2016年上半期のランキング」(※アクセス数)
1位 心桜……(こころ、ここあ、しお、りお など)
2位 陽翔……(はると、ひかる、ひなと、ひゅうが など)
3位 颯……(かける、そら、さあや、そよか など)
4位 葵……(あおい、そら、ひまわり、めろん など)
5位 心陽……(ここや、みはる、このは、こはる など)
6位 蒼大……(あおと、あお、あおい、みなと など)
7位 大翔……(だいと、やまと、おおが、つばさ など)
8位 碧……(あおい、ああす、しおん、あくあまりん など)
9位 陽菜……(はるな、ひなた、ひなな、ひなの など)
10位 結心……(ゆうしん、きづな、みこ、ゆゆ など)
……あれ? 総合ランキングも、じゅうぶんにキラキラしているような……。
まぁそもそもキラキラネームの定義って、はっきりしていないわけで……。もはや“キラキラネーム=現代の流行りの名前”という概念でもいいのかもしれません。
以上、2016年上半期人気ネームの“キラキラ度”チェックでしたが、いかがでしょうか?
日常で使われる言葉が日々変わっていくのと同様、名前のトレンドだって変化するのは当然。その証拠に、祖父母の世代では馴染みのある名前を同世代にはあまり見ないですよね。
ありふれた名前、と先述した筆者の「ゆき」という名も、当時は最先端感があったと聞いていますが、そんな話も今では眉唾に感じるのですから……今は賛否あるこのキラキラネームも、数十年後には世間の見方が変わっているかも……?
さてべビ待ちBizLadyの皆さん、未来の我が子にキラキラネーム、いかがです!?