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宇多田ヒカル 復活の陰で…“自死遺族”への匿名巨額寄付

 


「まだ、どこにも報じられていませんが、宇多田さんは来年、7年ぶりのコンサートを計画しているんです」(音楽関係者)

8月末に一時帰国し、精力的にテレビ出演などをこなした宇多田ヒカル(33)。コンサート開催となれば、まさに“完全復活”。プラチナチケット化も必死だ。



「宇多田さん自身は都市部の大きな会場ではなく、東日本大震災の被災地を回りたいという強い意向があると聞いています」(前出・音楽関係者)


東北の被災地に、宇多田は“特別な思い”がある。母親の藤圭子さんや祖母の故郷なのだ。だが11年に起きた東日本大震災から2年後、藤さんは衝撃的な自死を遂げた。都内の自宅マンションから飛び降りたのだ。



「じつは、お母さんが自死して以来、宇多田さんは“自死遺族”の支援団体にいまも匿名で寄付を続けています。今回出演したテレビではいっさい明かしませんでしたが……」(宇多田家の知人)

苦悩の日々のなか、宇多田は自分と同じ“自死遺族”に思いを馳せるようになっていったのだという。



「藤さんの死からほどなくして、宇多田さんは、自死で親を亡くした子供たちが集う施設や、サポート団体へ定期的に寄付をすることを決めました。

 

自分と同じ境遇に置かれている子供たちをサポートしたいと宇多田さん自身が決めたそうです」(前出の知人)

“匿名”の巨額寄付とは、まるで漫画のような話だが――。



「名前を出さずに個人で億単位の寄付をされる方は、稀ではありますがたしかにいらっしゃいます。そういう方には、一般の寄付とは違って、その方だけの寄付プロジェクトを組んだりすることもあります。一概には言えませんが、成功した方が自分と同じ境遇の方を支援する団体に寄付をするケースは少なくありません」(寄付支援団体の関係者)

宇多田も同じ境遇の子供たちを支え、そして支えられることで、救いを得たのだろうか。そしていま、宇多田は母の故郷でツアーをやりたいと考えるまでに“心の復活”を遂げた――。