「こち亀」最終話 ジャンプと単行本で違うオチ
国民的漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が17日発売の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で最終話を迎え、最終巻となる単行本200巻も同日に発売。それぞれ最終話のオチが違うという異例の締め方となった。
1976年(昭51)9月に連載スタート。40年の連載にピリオドを打つ最終話は「40周年だよ全員集合」と題して、復活して欲しいキャラクターをランキングで紹介する内容。10位から順々に発表していくが、最後は――。どちらも「こち亀」らしい結末となっている。
最終話の中で主人公の両津勘吉が「これは両方買ってもらうためのいやらしい商法です」と話していたが、確かにファンにとってはどちらも見逃せない仕掛け。最後の最後で心憎い演出を見せた。