今日こそぐっすり。「睡眠不足」に悩むあなたができる10の解決策
寝不足が続くと、体力は低下するし風邪もひきやすくなるし、ストレスで心が病んでしまったりと、良いことはひとつもありません。
眠ろうとしてベッドに入ったものの、心配事や仕事のことが気になってなかなか眠れない…なんていう経験は、誰もが持っていると思います。
NY在住の女性ライター、Johanna Silveさんが「Little Things」にまとめていた解決策とは?
なかなか眠れないときは、窓を開けたりエアコンを使って室温を下げてみましょう。
あまり知られていませんが、人間の体温は睡眠に大きく関係しています。とくに内臓の体温が大切です。内臓は午後に一番温かくなり、夜に向かってだんだんと低くなっていきます。つまりお腹が冷えると、身体は「眠る時間になった」と感じるのです。
部屋の温度を下げることで体温を低くすれば、いつもより早く眠ることができるかもしれません。
よく眠るためには、心を落ち着かせましょう。では、実際にどうしたらいいのでしょうか?
たとえば、眠る前にベッドで横になりながら、日記を書くのが効果的だと言われています。その日にあった出来事を、しっかりと整理してみましょう。日記を書いている途中で、ウトウトしてくるかもしれません。
子どもの頃「眠れないときは羊を数えなさい」と教わりませんでしたか?じつはこれ、実際に効果があるんだとか。「Psychcentral.com」によれば、日々のストレスから解放されることが、眠りにつくためのポイント。
羊に限らず、好きな歌を口ずさんだり、特定の人の名前を挙げるなど、なにか別のことを考えることでストレスの原因を忘れ、心を落ち着かせることができるんです。
リラックスできる音楽を聞くことはとても効果的です。とくにクラシックなどは心を落ち着かせ、リラックスして眠れる効果があるという研究もあります。
医師の診断を
RLSという病気を知っていますか?日本語では「むずむず脚症候群」といいます。頭では眠ろうとしているのに、脚が勝手に動こうとしてしまい、なかなか眠ることができない病気です。
「Healthline.com」によれば、なんとアメリカ人の15%がこの病気を持っていると言われています。もし心当たりがあったら医師の診断を受けてみては?
鼻や口から深く息を吸い込み、吐いてみてください。深呼吸はストレスを軽くし、心身ともにリラックスさせることができます。
簡単なので、効果が出るまで何度か繰り返してみましょう。
一度カラダを温めてからの
最初に挙げた内臓の体温を下げる方法のひとつに、入浴があります。お風呂に入ると最初は体温が上昇しますが、お風呂から出ると次第に低下していきます。いわゆる「湯冷め」の状態は、内臓の温度が下がっていくのを促進する効果があるのです。
昔、TVを放送していないチャンネルに回すと「ザー」と砂嵐のような画面とノイズが流れましたよね。実はあれはホワイトノイズといって、人の深層心理や潜在意識に働きかけ、深い眠りに誘う効果があります。
また、小川のせせらぎやそよ風の音などの自然音にも、ピンクノイズと呼ばれるホワイトノイズに近い効果があると言われています。
TVがデジタル化してからはなかなか聞く機会がなくなったホワイトノイズですが、睡眠効果が認められ、CDも販売されているのでチェックしてみては?
やってみる
ベッドで横になっていても心や身体が落ち着いているとは限りません。筋肉や身体がとても疲れてると、夜中に目が覚めてしまいませんか?そんなとき、軽いストレッチをすることで、快眠できるかもしれません。
脚を伸ばしたり背中を曲げたり、ストレッチには潜在的な疲労を取り除いてくれる効果があります。
楽しみましょう!